・食料自給率と食料安保(原油や天然ガスの輸入が止まれば終わり)


米ならほぼ100%自給可能だというが,
「【真の】食料自給可能率」としたらどうなるか。
石油をほぼ輸入するしかない日本。米でさえガソリンを使う農機具なしでは作れまい。まして出荷はなおできない。畜産は飼料(or飼料原料)はほとんど輸入。鶏の種鶏もほとんど輸入。電気も大半を天然ガス、石炭、石油に頼る。輸入をストップされたらすべて終わり。だから、関係国とは良好な関係継続が必要。そのためにはそれなりの対策を不測の事態が起こる前にとっておくことが必要。

日本にあるエネルギー資源,地熱発電にもっと注力すべきだろう。
特例法を整備し,地熱発電所設置のハードルを下げ,何十年もかかる現状を変えるべきだ。

真っ先に農業機械をすべて電動に!
・・・と誰も思わないのかな?



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半導体は日本なしでは製造不可

半導体生産の日本のシェアが凋落している。しかし、それは最終製品組立であり、実は全生産工程における多くの重要部分で日本企業がキーとなる役目を担っている。

・日本の「お家芸」製造業、じつはここへきて「圧倒的な世界1位」になっていた…!
・半導体製造装置と材料、日本のシェアはなぜ高い?
・半導体戦略(概略)経産省


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原油枯渇はなかったが

・原油枯渇まであと何年?(探査と採掘の技術革新でどんどん延長)
 数十年前、原油はあと30年で枯渇すると言われた。が,その後の探査,採掘及び生産の技術革新により枯渇までの期間が延長。2019年時点ではあと約58年となっている。地球温暖化対策としての排出CO2の活用や地下埋蔵技術等で原油の利用継続可能性は高まる。
 ただし、延長するとはいえ、次世代か次々世代か・・いつか枯渇するのは確実、紛争等による輸入不可の事態にも備えて、代替エネへの転換は必須課題。

・石油が枯渇しないのはなぜ?専門家に聞いたメカニズム(2021.12.21)
・「原油はあと30年で枯渇する」論の意外すぎるメカニズムとは?(2021.7.3)
・石油がとまると何が起こるのか?(2017.9.21)


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「脱炭素」→「減炭素」では?

発電の電源構成割合では圧倒的に「炭素」。
天然ガス、石炭、石油が計約80%(2018年)
10年後でも「炭素」が過半以上を占める。
一次エネルギーで見ると約90%だ。
「脱」は誤解を生む表現ではないか。
まあ、努力の方向ということではあろうが!「CO2排出実質ゼロ」という表現も「実質」に留意。化石燃料使用をすべて止めるわけではない。

・政府の関連部局の参考サイト


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EV車への全置換はまだまだ先

世界中のガソリン車の保有台数は約15億台
2020年のEV車(PHV含む)の生産台数はわずか300万台
2035年にやっと年間販売2200万台
まだまだガソリン車は必要で関連企業等は原油確保に備えて動きはじめている。あとLNGも!
そもそも、EVにしても、電気は約80%を石炭、石油、天然ガスで発電している。

・「脱炭素」ブームのウラで、じつは「石油会社がボロ儲け」という意外すぎる真実
・世界各国の四輪車保有台数(2019年末現在)


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